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新宮の産業
新宮は産業があっても発展しない。

新宮にはオークワやイオンといった「大企業」がある。

それらの大企業は新宮から見ればいわゆる一つの「外資系企業」である。

その「大企業」に集まったお金は、そのほとんどが国外(つまり新宮以外)に流出してしまう。

新宮は貿易赤字である。
だから新宮市内にお金が回らない。

また、こんな噂を聞いたことがある。
公共事業を請け負うある企業の社長が、年末年始に海外旅行や、東京や大阪に行って散財してくると聞いたことがある。
そのうわさがどこまでが本当かどうかはわからない。
今ここでその社長を追及するするつもりもないし、仕事して得たお金を何に使おうが、外から何か言うこともできない。

ただ、そもそも公共事業の本来の目的が何かということを知っておかなければいけない。

「公共事業」という名目で地方へおカネを流して、その地域でそのおカネを回すことが目的である。

要するに、そもそもの目的が達せられていないことが問題である。

お金が回らないから、新宮市内でいくら働いても豊かになれない(一部の人を除く)。

だったら大阪や名古屋に行って仕事しよう、という気になるのは当然である。

そうなると結果的に「新宮なんてどうでもいい」ということになってしまう。

新宮の新宮による新宮のための独自産業を一刻も早く生み出さないことには、やがて近い将来、北海道の夕張になってしまう。
その危機感を誰も持っていないことが悲しい。
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