億万長者の共通点
億万長者とは、辞書で調べると「非常に多くの金や財産を持っている人。大金持ち」とある。

しかし「お金持ち=人間的にすぐれた人」というわけではない。

ただ、お金儲けに関しては才能があると言えるだろう。

お金と水はよく似ている。
人は水が無いと生きられない。
ただし、必要以上の水があると人は溺れてしまう。
どうやっても器以上の量はすくえないのである。

また、水泳が得意な人がいるとする。
プールや穏やかな海なら上手に泳げるだろうが、激流や嵐の海ではどうすることもできない。
どんなに才能があったとしても、その才能を活かせないことがあるものである。

お金の本当の価値とは、お金そのモノにあるのではない。
そもそもお金とは、ただの紙であり金属である。

しかしお金には「力」がある。
その力は使い方によって良い働きもするし、悪い働きもする。

人間性とは、その力の使い方によって決まる。

ではお金の力とはどんなものか?

それは、様々なものに変化させることができる力である。
食べ物や飲み物、薬や乗り物、あるいはエネルギーに変化することができる「力」がある。

あるいは麻薬になったり武器などの人を傷つけるものになったりすることもある。

お金をどんなものに変えるのかによってその人の人間性が決まるのである。



ある心理学者が、60万人の社長に「成功の秘訣」をアンケートしたところ、共通している回答がある。
それは「成功した反省」であったという。

「失敗した反省」は誰でもする。
「なぜ失敗したのか」「何が悪かったのか」と反省する。

それはある意味、「成功することが当然であり、失敗は異常事態」と考えていることと同じである。
成功する人は「なぜ成功したのか」「何が良かったのか」と反省するという。


まぁ、言うのは簡単だが実行するのは難しいものである。
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