少子化問題
少子化問題は、日本を含めた先進国だけが問題になっているという。

なぜ先進国だけの問題かと言うと、先進国ほど娯楽が多く、自分の人生を楽しみたいから子育てが面倒だと言う人が増えているからだといわれている。

食物連鎖という観点から言うと、例えば草原があって、そこにある草を食べる野生の草食動物の集団がいたとする。

草原に生える草の絶対量は決まっているので、集団が増えれば食事にありつけない者も出てくる。

食べることができなければ死んでしまう。

そうすると集団の数が減る。

集団の数が減れば草が余ってくる。

草が余ってくれば集団の数が増える。

集団が増えれば食事ができない者も出てくる。

というサイクルを繰り返している。
そうして種を維持していくのである。

集団の数が”異常”に増えると、環境がその種の集団を減らそうとする。

人間も同じで、人口が”異常”に増えると、環境は「人口を減らす」という働きになる。

多くの動物の場合は、死んでその数を調整するが、人間の場合は死ぬ代わりに、「性欲が無くなる」という異常繁殖を抑制する働きをするという。
そうして異常に増えすぎた人口を調整するようになるという。

結局、娯楽が増え、子育てよりも自分の人生を楽しみたい人が増えてきたのも、異常に増えすぎた人口を調整するための自然の働きなのかもしれない。
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