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蒙古と中国の類似点
蒙古と現在の中国の類似点は、まずその「場所」である。
ともに日本の西の大陸で勃興していること。
そしてもう一つは、その年月。
チンギスハンが建国してからフビライによって世界のほとんどを制圧するまで約60数年。
現在の中国、すなわち中華人民共和国が中国共産党によって1949年に建国されてより60年。
建国より60年でアメリカと対等となり、まもなくアメリカを抜く力を持つようになる。

さらにもう一つの類似点は、侵略の順序である。
蒙古は内陸で建国され、侵略によって領土を拡大していった。
そして侵略した領土に大量の蒙古民族を移住させるのである。
日本にやってきた元寇も同じく移住者も運んできている。
現在の中国がチベットや新疆ウイグルで行なっていることと全く同じである。

チベットはもともとチベット族の土地であった。
そこに中国が侵略し、チベット人約250万人に対しその8倍にあたる2000万人の漢民族を移住させ、チベット族男子は殺害され、あるいは追放され、女子は強制的に漢民族の子を産まされた。
こうして民族の血を消し去るのである。
これが中国の侵略である。

蒙古軍は東は沿海州から西はヨーロッパまで、ユーラシア大陸のほぼ全域を制圧した。
蒙古軍は領土拡大で朝鮮半島を侵略したが、第1回の蒙古襲来時は、侵略した朝鮮半島の奴隷を兵士に仕立て上げて日本に向けてきた。
そして第2回の蒙古襲来時は蒙古の本隊が日本に向ってきた。
これまさに、現在の中国と北朝鮮の関係である。
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