無責任な神社・仏閣
もし「交通安全」と謳っているお守りをぶら下げていて、それで事故に遭ったらどうするのか？ 神社の神主や寺の坊主は責任を取りますか？ 「不注意なあなたが悪いんでしょ！私は関係ありません！」と言うに違いない。 要は、「交通安全」「家内安全」「学業成就」といったお守りを売っておきながら、事故が起ころうが家庭崩壊しようが、受験に失敗しようが、売りつけた神社側にとっては「知ったこっちゃない」というのが現実なのである。 己の利益（りえき）のために売りつけたお守りに「ご利益（りやく）」があるはずがない。 そんなものにご利益があるというのは思い込み以外の何者でもない。 全く何のご利益もない新宮・南紀の神社仏閣を世界遺産として持ちあげ、「パワースポット」だと言って、「ご利益があるからおいでよ」と売り込んでいる。 それで見物に来る人を騙して金を落とさせる。 あたかも毒を薬と偽って高く売りつける悪徳医者の様である。 振り込め詐欺の犯行グループが可愛く見えてしまう。 ここで一つ教訓を 「本当の悪人ほど善人ぶる」
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