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青岸渡寺の言い伝え
新宮から少し南下した那智勝浦町に「青岸渡寺」という寺がある。
言い伝えによると、その住職が死期迫ったとき、はるか南にある「不老不死の理想郷」に向うために海を渡ったという。

これ愚かな「思い込み」以外の何ものでもない。
残念ながら海の藻屑となってしまったに違いない。

もし思い込みではなく事実であるならば、「不老不死の理想郷は実在した!」ということで、みんな行っているはずである。
本当に信仰しているのであれば、箱舟作って海を渡ったらどうですか!と言いたい。
海を渡れないのであれば、信仰していないことと同じになるのではないか!
このように言うと、こう言い返してくる人がいる。
「昔と今は違うんだ」と。

偽物は、科学が発展するにしたがって、その嘘が暴かれるものである。
本物は、科学が発展するにしたがって、その真が証明されるものである。

時代によって変わるような曖昧なものなら「真実」とは言えないのである。
「真実」とは、永遠不変でなければならない。
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