パチンコ屋のイカサマ

では次に、具体的にパチンコ屋のイカサマをみてみる。

パチンコ・パチスロの当たりを意図的に操作する『遠隔操作』や『裏ロム』などの存在が最もわかりやすい。

遠隔操作(要するに店側のイカサマ)の話をすると、パチンコ好きの多くは必ず「ゲームの期待値(大当たりの確率。おおよそ300〜500分の1と言われている)だけで商売になるから遠隔操作する意味がない」とか、「多数の客を一人一人を狙い撃ちすることは不可能」などという反論をする。

その認識はとんでもない誤解である。

まず、あまり派手に報道されないだけで摘発された事例が実際にある。

その手口は、各台に不正ロムを仕込み、「台コントローラー」と「島コントローラー」という装置で接続した2台のパソコンを使って店の2階にある事務室からモニターを見ながら、遠隔操作で客の座ってる台の出玉を自由に調整する、というもの。

摘発された者の供述を見ると、店の裏にあるパソコンと連動させているため、せいぜい関係者数人足らず、または店長が1人で出玉を操作していることが多い。

これは「少人数の従業員でも多数の客を十分に操作できる」という意味である。

それだけではない。

あまり知られていないことだが、そもそも遠隔操作の装置や技術はとっくに『特許登録』までされているのである。

確かに「パチンコ台そのものの期待値(大当たり確率)だけで商売になる」というのはある意味事実だろう。

大当たりの確率を上げれば店側の売上は減り客は喜ぶ。

逆に大当たり確率を下げれば売上は増えるが客足は遠のく。

だが「期待値だけで商売になる」からといって、「期待値以上に儲けようとは思わない」ということにはならない。

摘発をみての通り、イカサマは間違いなく実在する

イカサマが存在するということは「期待値以上に儲けよう」と思っているということである。

もちろん全てのパチンコ屋がイカサマをしているわけではないだろうが、最低限理解しておきたいことは、パチンコ業界には「イカサマは実在している」ということである。

そして客が投入した総額よりもパチンコ屋が払い出す景品総額の方が少ないのは“当たり前”、ということである。

どのパチンコ屋に行っても必ず「うちはイカサマなんかしていません」と言うに決まっている。

あっさりと騙されるな!

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