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聖徳太子のエピソード
聖徳太子のエピソードにこんなことがある。

ある時、道を歩いていると倒れている人がいた。
その人に話しかけ、無事であることを確認し、自分の着ていた高価な着物をかけたという。

そこで付き人が「そんなことしている暇はありません」と言ったところ、聖徳太子は「一人を守れずに全国民を守れるのか!」と叱りつけたという。
聖徳太子というのは、当時の実質上の国主である。
聖徳太子は摂政という位にあった。
「摂政」とは、天皇が女性であったり、幼くして即位した場合などに、天皇に代わって政治を行なう立場である。
その聖徳太子の姿こそ、本来あるべき政治家の姿である。
いまの政治屋どもはこれを知るべきである。
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